闇金の嫌がらせは支払いをさせるための督促行為

元利金を支払えなくなると闇金から取り立て電話が入る

闇金業者から金を借りる時、大抵の場合で元金自体はそこまで大きな金額ではないはずです。闇金業者が個人に融資をする時にはどんなに多くても10万円程度までが限度であるため、法律の範囲内の利息であれば払いきれる借金であると言えるでしょう。

ところが闇金の場合はいずれ元金や利息の返済ができない所まで追い込まれていきます。そして期日ごとの支払いが止まってしまった時、闇金業者は取り立て電話や嫌がらせを開始させて顧客に対する督促を行うのです。

迷惑行為でしかない取り立て電話や嫌がらせは、闇金にとって顧客に対する督促行為になっていると言えます。執拗に電話をかける事によって顧客の精神を圧迫し、更に家族や会社を引き合いに出す事で巻き込まないようにしなければと言う危機感を植え付けるのです。支払いを怠っているから周りにも被害が生じるのだという脅しをかけ続ける事により、顧客から被害者感情を奪い取り自分自身に責任があると思い込ませる心理操作にも繋がります。

闇金場暴利であるため支払えなくなる日が必ず来る

闇金業者の借金がどこかで必ず支払えなくなってくるのは、元金に対してかける利息が法外に高いためです。法律の範囲内で営業している貸金業者であれば、どんなに高くても年利20%以上を超えた出資をする事はできません。しかし闇金の場合は10日で1割であったり一週間で10割であったり、年利に換算すれば何百パーセントにも何千パーセントにもなるような高い利率を設定しているのです。

こういった高い利息が足を引っ張る事によって借金は一向に減らず、利息だけを返し続けていくような状況に陥る事もあります。一見すると元金の支払い猶予のようにも思えますが、利息だけの支払いで許してもらえるということは、元金が減らないため借金がいつまで経ってもなくならないということを意味しています。

こう言った支払いループに陥るよう仕向けているのが闇金であり、延々と返済を繰り返した末にやがて返済を滞らせることになります。すると今度は嫌がらせが始まったり緊急連絡先へと取り立て電話をされたり、被害が大きくなっていく状況に頭を抱えざるを得なくなっていくのです。

支払いを怠ると会社に嫌がらせ電話をされる

緊急連絡先は闇金の担保になる

闇金が融資の際に顧客に登録させる緊急連絡先は、本人が金を支払いきれなくなった時の担保として闇金業者の手に渡ります。本人を追い詰めるのに効果的な連絡先と言えば会社です。会社に闇金との取引を知られるわけにはいかないため、電話をされたくないのであれば支払えとの要求にも応じる事になってしまいます。

特に会社という場は闇金との繋がりがある従業員を良く思いません。信用ならない人物との評価がついてしまえば昇進に響いてしまう場合もあるでしょう。闇金とかかわりを持っている人という噂が流れ、会社に居づらくなってしまう事態も想定できます。また、コンプライアンスを重視する会社であれば直接解雇を言い渡されるリスクも高まるでしょう。

会社への連絡は本人にとっても避けたい事態

闇金と繋がっている従業員が働いていること自体、会社にとっては痛手となる事があります。ましてや本人の代わりに取り立て電話を受けるようになったり、業務に支障をきたすほどの鬼電被害を受けたり、一人の従業員が闇金から金を借りたせいで業務妨害にまで発展してしまえば状況は最悪となります。

闇金から会社に取り立て電話が入る事は本人にとっても大きな痛手です。そのため絶対に電話はされたくないと考える顧客の心理を突き、会社の番号を担保にして無理やりにでも支払いを行わせようとするのです。

闇金からの会社への連絡を防ぐには弁護士の介入

会社に電話が入る前に取り立てを停止させられる

会社に電話が入ってしまえば本人の社会的な信用は失墜してしまう恐れがあります。それを事前に食い止めるためには、闇金に強い弁護士に相談する事で取り立て停止のための交渉を行ってもらうしかありません。

闇金特化型の弁護士の強みと言えば、最短で取り立て停止の交渉を行ったその日のうちに解決させられることです。警察などに対応を依頼していると後回しにされるどころか受け合ってもらえない場合もあり、時間を無駄に使っている間に会社へと被害が拡大してしまうリスクが高まります。これに対して闇金特化型の弁護士であれば相談したその日のうちに対応を開始し、水面下で闇金に損切りを促す事によって顧客から手を引かせる事が可能です。

顧客から手を引いたのであれば、それを脅すために利用していた会社の情報も必要なくなるのが当然です。よって会社に迷惑がかかる前にトラブルの根本原因が解決するので、必然的に本人の社会的な地位も守られる事になります。

すでに電話が入っているなら会社に適切なフォローをしてくれる

闇金業者は単なる脅しとして会社への連絡を引き合いに出している訳ではありません。実際に会社に取り立て電話をかける他、大量のピザの宅配を送りつけたり緊急車両を呼びつけたりなどの嫌がらせを行うこともあるでしょう。

闇金業者がどの時点でこの手の嫌がらせを実行するかは分かりません。しかしもしも弁護士への相談を躊躇っている間に嫌がらせが起こってしまったのであれば、弁護士事務所によっては会社に対する適切な事情説明も行ってくれます。

弁護士が会社に対して説明をする方法としては、たとえば個人情報の流出により闇金に相談者の電話番号が渡り、それによって身に覚えのない取り立て電話を受けているなどといった説明をする事です。本人のプライバシー保護も万全に整えてくれるため、会社を巻き込みそうな時には心強い存在となるでしょう。