闇金の借金は完済できない

完済できない金利の仕組みがある

闇金業者から金を一度借りてしまうとそこから抜け出す事は非常に難しいです。融資を受けた金額は少額であっても、返済に息づまるようなシステムになっています。

闇金の借金を返せなくなる一番大きな理由は利息です。あり得ない高金利を設定しているため、ほんの少しの期間であっても多額の利息額へと膨らんでしまいます。

一般の貸金業者であれば、年利は最大でも20%までしか設定できない事になっています。しかし闇金は法律を無視した違法業者です。法律を守って営業をしようという意識がそもそもないため、いくらでも自分たちの好きなように金利を設定しては顧客を追い詰めていく事になります。

たとえば闇金ではトイチと呼ばれる金利設定をしていることがあります。これは10日で1割の利息を付けるという意味ですが、これを年利換算してみると365%もの高金利が見えてきます。ただしこの数字は単利で計算した場合であり、闇金では大抵の場合で複利での計算をしています。

複利とは元金に利息分の金額をプラスしたうえで、さらにそこへ利息をかけていく事です。雪だるま式に借金が膨れ上がっていく恐ろしいシステムであり、ほんの数万程度の借金があっという間に多額の負債になってしまいます。トイチを複利の場合で年利換算すると3000%を超える数字が出てくるため、法律を度外視した悪質な実態がうかがえるはずです。

闇金による完済ブロック

闇金の借金はただでさえ高金利であるため、支払を完了させる事は至難の業です。そしてその上さらに完済ブロックという性質の悪い手口で追い込まれる事もあり、自分の力で闇金から逃れる事はほとんど不可能であると言えます。

闇金による完済ブロックとは、完済が間近に迫った顧客に支払いを行わせないようにする行為です。あり得ない高金利であっても中にはきちんと返済を完了させる顧客もいます。しかし闇金は真面目な返済を繰り返す顧客を簡単には手放したくないため、借金をゼロにさせてしまわないように支払いを拒むのです。

闇金は基本的に顧客に対し、返済を行う前に確認の電話を入れます。顧客はこの電話で指示を受けてから口座に振り込む事が多いのですが、返済が間近に迫ると闇金からの事前連絡が途絶えてしまいます。返済期限があるため顧客は慌てて連絡を取ろうとしますが闇金には繋がらず、ひとまず決まった金額の振込をしてみたところで闇金は応じません。指示をしていない振込であるからこの返済は無効であるなどと言いがかりをつけるでしょう。さらに期限に遅れて返済を延滞した分、次回の支払い金額を上乗せするなどといった理不尽な要求をしてきます。

こう言った悪質な手口を繰り返される事になり、顧客は闇金の手口に捕まり支払ループへと陥ってしまうのです。

支払いができなくなると脅迫を受ける

家族や会社にバラすと脅される

闇金業者は顧客が返済をできなくなってくると、家族や会社に借金のことをバラすなどといって脅しをかけてくるようになります。

闇金から融資を受ける際には緊急連絡先の提示が求められますが、そこに記載されている家族や会社の情報は闇金にとっての担保になります。もしも本人が金を払えなくなってきた時の脅しの材料として使われてしまうため、本人にとっても精神的な圧迫を受ける要因となるのです。

家族を巻き込みたくないのであれば支払え、会社に借金の事実を告げ口されたくないなら返済しろなどと迫り、周囲に対する後ろめたさを持つ本人の心理を巧みに利用してきます。本人からしてみれば借りてしまったのは自分自身であり、自分のせいで家族や会社を巻き込むわけにはいかないという追い詰められた精神状態にされてしまいます。払えない自分が悪いなどの感情を植え付ける事により、闇金の被害者であるという認識を消失させて支払うように仕向けるのです。

写真を送らせて弱みを握る

近年の闇金は電話で取り立てや嫌がらせをするだけではなく、SNSなどのインターネットを利用する事によって顧客を追い込む手口を頻発させています。

顧客に自分自身の写真を送信させ、その写真を人質に取るやり口もその一つです。女性の顧客が被害に遭う事が多いケースですが、闇金はまず融資の条件として写真の送信を要求してきます。顔写真だけでもリスクが高いのは当然ですが、闇金が女性の顧客にしばしば求めるのが裸の写真です。

どうしてもお金を借りなければならない事情がある人はリスクがありながらも写真と交換に借りてしまうため、闇金の手元には常に脅しの材料がそろっている状態となってしまいます。そして結局は支払いが滞ってしまった場合に写真のことを引き合いに出され、裸の写真をばらまかれたくなければ返済をしろという脅迫行為を受ける事になるのです。

闇金の目的は顧客からの搾取

延々と利息を支払わせる

闇金が取り立て電話や嫌がらせを行うのは、顧客から利息を回収し続ける事が目的となっています。家族にバレたくないという心理や、会社に知られて信用を落とす訳にはいかないという焦りなど、顧客の弱みをこれでもかとばかりについてきます。

またSNSが広まっている現代では写真が拡散されると著しい損失を被る事になるため、性別や年齢や社会的立場に関わらず誰もが闇金の標的となり得ます。

暴力などの実害はなくても精神的な圧迫は激しいものです。一度闇金との繋がりを持ってしまうと、精神的に追い詰められた状態のまま金を搾取され続ける事になってしまいます。

逃れるためには弁護士への相談が必要

借金の取り立てや嫌がらせをやめさせるためには早めの段階で弁護士に相談する事が重要です。闇金に強い弁護士であれば交渉を始めたその日の時点で解決させられる望みが持てます。即日解決が困難な場合でも、数日から一週間以内には取り立て電話もストップするでしょう。

二次被害を防ぐためにも早急に解決する必要があるため、無料相談を活用したうえですぐに依頼に進む事が賢明です。